JRの小さな心掛け
最近は、JR西日本の電車のドアに貼ってある、「ドアにご注意」というステッカーが現れました。ステッカーについては、各出入り口に、右左とも、上下とも一枚ずつ、計4枚のステッカーが貼ってあります。また、駅に着く前の車内放送に、「ドアから手を離してお待ちください」と車掌がいつも言うようになっているし。
先日電車を降りたら、少し(本当にほんの少し)面白いことに気づきました。上の方のステッカー、つまり大人の目が届く高さに貼ってあるステッカーは、「開くドアにご注意」と書いてあります。一方、低い方のステッカー、つまり子どもの目が届く高さのステッカーは、「ひらくドアにごちゅうい」という文字です。子どもに分かり易いように、漢字抜きの表示にされている訳です。
好印象を与える、小さな心掛けですね。しかし、それ以前の問題で、「開くドアにご注意」という、当たり前を越える当たり前のことを駅に停車する度に放送する必要、また、ステッカーを車両の各出入り口に4枚も貼る必要があるかどうかは微妙だと思います。
言うまでもなく、こういったことをしているのはJRだけではありません。また、こういったことに取り組む会社や団体などが悪いと思う訳ではありません。ただ、大人(と大きな子ども)は自ら責任を取るべきです。権利であり、義務でもあります。しかし、「こうすると危ないですよ」というようなお知らせに常に囲まれている大人は、怠けてきます。つまり、自ら判断すること、そして責任を取ることができなくなります。アメリカやイギリスは既に、大人でも「子ども扱い」にされている例が多いと思います。日本でも、こういった例がが徐々に増えているような気がします。今のうち、こういった傾向は抑えた方がいいと考えています。
